【銀座の美容外科】前額リフトを受ける前にチェック！フェイスリフトの種類

フェイスリフトとは？

フェイスリフトは顔のたるみを全体的に取り除き、フェイスラインを引き上げることを目的とした施術です。たるみやシワを改善したい方だけでなく、将来的な予防のために施術を受ける方もいらっしゃいます。

フェイスリフトは施術範囲によって以下のように分類できます。

• 前額リフト…おでこ
• 中顔面リフト…頬の中央から側面部分
• こめかみリフト…目の外側やこめかみ周辺
• フェイスリフト…頬部から下顎にかけた顔全体

フェイスリフトの施術方法

フェイスリフトの施術方法には、皮膚を切開する方法と切開しない方法があります。

【切るフェイスリフト】

メスを使用して皮膚を切開し、たるみの原因を取り除く方法です。リフトアップの効果が実感しやすい点が特徴で、個人差はあるものの、持続期間は約3年～10年と長期的な効果が期待されます。

ただし、皮膚を切ることから施術時間は長い傾向です。こちらも施術範囲で変わりますが、3時間以上はかかります。また、術後に腫れやむくみなどが生じやすく、傷跡が残ることもあります。その他、回復期間や定期的な検査なども必要です。

＜施術の流れ＞

切るフェイスリフトの流れとして、前額リフトを例にご紹介します。

まず髪の毛の生え際に沿って切開し、皮膚を剥離します。次に皮膚を上に強く引き上げて、余分な皮膚を切除します。この際、皮膚を引き上げることで眉の位置が高くなります。また、額や眉間のシワが伸びるため、明るく華やかな印象が期待できます。

皮膚を切除した後は縫合し、たるまないようにしっかりと固定したら完了です。

一方、リラクラ形成美容外科の施術では内視鏡を用います。まず、頭皮に5箇所の切開部位を決め、内視鏡下で前額部から眉毛まで数センチの長さで切開し、剥離します。たるみやシワの原因となる筋肉を切断したら、前頭骨にプレートを固定して縫合します。このプレートによって皮膚がしっかりと引き上げられます。そして術後1～2ヶ月にプレート除去を行います。内視鏡を使うことで切開箇所が少なくなり、通常の方法と比べても負担が軽減されることが強みです。

【切らないフェイスリフト】

切開を伴わない施術方法で、切ることに抵抗や不安がある方からも注目されています。切らないため比較的リスクが低い、短時間で施術が済む、費用を抑えられるといった特徴があります。ただし、効果の持続期間は切る施術と比べても短く、半年から2年程度です。そのため、定期的な施術が必要になります。

切らないフェイスリフトの施術方法には、糸リフト、レーザーリフト、リフトアップ注射などがあります。

糸リフトには、医療用の糸を使用して引き上げるループリフト、吸収される糸を皮下組織に絡ませて引き上げ、糸の周囲にコラーゲン生成を促すフェザーリフトがあります。レーザーリフトはたるみやシワのある箇所にレーザーを照射し、コラーゲン生成を促して皮膚を引き上げる方法です。リフトアップ注射では、ヒアルロン酸やボツリヌストキシンを使用します。

このように、施術方法によってそれぞれ特徴や違いがあります。自分自身の目的や希望、リスク、副作用などを十分に考慮したうえで、施術方法を選ぶことが大切です。