一言に『キズあと』といってもさまざまなタイプのキズあとがあります。
美容外科施術後のキズあと、外傷(ケガ)後のキズあと、ニキビ跡のキズあとなど 、見た目も質感も原因も一人ひとり異なります。
そして何より大切なことはそのキズあとが「今どの状態にあるか」を正しく見極めることです。
赤みが強いのか、凹凸があるのか、白くなっているのか。瘢痕が皮膚を引き込んでいるのか、それとも固く盛り上がっているのか。
リラクラ形成美容外科では、形成外科専門医が診察を行い、それぞれの状態に応じた適切な治療をご提案します。
「もう仕方ない」と諦めていたキズあとも改善の可能性があるかもしれません。
キズあとにお悩みの方、お気軽にご相談ください。

美容外科施術後などの凹凸のあるキズあと

治療内容

美容外科施術後やケガによるキズ、特に目周り、鼻周りや口周りなど動きの多い部位では凹凸が残りやすく、光の加減で目立ちやすい傾向があります。
目頭切開、二重切開、鼻翼縮小、人中短縮などの術後に

「縫った跡が段差になっている」「ファンデーションが溜まる」といった相談を多くいただきます。
フラクショナルCO2レーザーにより凹凸部を少しずつ滑らかに整え、キズあとを目立ちにくくしていきます。
一度で完全に消す治療ではありませんが、回数を重ねることで質感を改善していく治療です。

通院頻度、期間

レーザー照射部位の炎症がおさまるまで1〜2週間ほど赤みが出ます。次回の照射は約1ヶ月後が目安です。

改善の目安としては
1回の照射で50%

2回の照射で70%

3回の照射で80%程度の改善が期待できます。

※キズの状態により個人差があります。

リスク・副作用

炎症による赤み・腫れ:照射後1〜2週間は赤み・腫れが出ます。炎症を抑える軟膏を塗ることで改善していきます。
炎症後色素沈着:炎症の名残として茶色っぽい色味が残存することがあります。通常は時間の経過とともに落ち着いていきますが完全に落ち着くまでは6か月程度かかります。改善を早めるためにハイドロキノン(漂白剤)を併用することがあります。
感染:ごくまれにですが表在性の細菌感染を生じることがあります。適切な処置、抗生剤投与にてほとんどの場合、1〜2週間以内で治癒します。
皮膚の硬結:一時的な炎症で施術部位が固くなることがあります。時間の経過とともに自然軽快することがほとんどですが、まれに一部に硬結が残存することがあります。
色素脱失:レーザー照射部位の皮膚が白い状態になることがあります。自然軽快することが多く経過観察を行いますが、まれに完全に改善しない場合もあります。

ニキビ跡やほくろ削り術後、目頭切開や鼻翼縮小など凹みが気になるキズあと

施術内容

ニキビ跡やホクロ削除後に皮膚が内側に引き込まれたような凹みが残ることがあります。

これは皮膚の下で瘢痕組織が癒着し、下方向に引っ張られている状態です。

この引っ張り(癒着)を解除(サブシジョン)することで凹みを持ち上げる治療を行います。再癒着を防ぐための真皮移植や脂肪移植を併用することがあります。

「長年コンシーラーで隠している」「光の下で凹みが強調される」

そのような悩みに対して構造的な改善を目指す治療です。

通院頻度、期間

施術後1〜2週で検診を行います。真皮移植・脂肪移植を行った場合、生着までは1カ月程度の見込みです。再度術後1カ月検診を行います。以後は1,2カ月おきの定期健診を行っていきます。

リスク・副作用

炎症による赤み:サブシジョン部位に赤みが生じる事があります。通常は時間の経過とともに落ち着いていきます
腫れ・内出血:軽度のものも含めるとほぼ必発ですが、通常は1〜2週間で軽快します。
炎症後色素沈着:炎症の名残として茶色っぽい色味が残存することがあります。通常は時間の経過とともに落ち着いていきますが完全に落ち着くまでは6か月程度かかります。改善を早めるためにハイドロキノン(漂白剤)を併用することがあります。
感染:ごくまれにですが表在性の細菌感染を生じることがあります。適切な処置、抗生剤投与にてほとんどの場合、1〜2週間以内で治癒します。
血種:まれにですが剥離部分に出血が生じて血の塊ができることがあります。少量の場合は自然に吸収されていきますし,それ以上の場合は適切な処置を行うことで1〜2週間以内で治癒します。
凹みの残存:多少の凹みが残存することがあります。ご相談のうえ、再施術を行う場合もあります。
皮膚の硬結:一時的な炎症で施術部位が固くなることがあります。時間の経過とともに自然軽快することがほとんどですが、まれに一部に硬結が残存することがあります。
皮膚のたるみ:広範囲に皮下の剥離を行った場合には、まれですが皮膚のたるみが出現することがあります。ハイフ施術などのたるみ治療を追加で行うことがあります。
脂肪壊死・真皮壊死:まれに移植した脂肪・真皮が血行障害により壊死に至ることあります。適切な処置にてほとんどの場合、2週以内で治癒します。

白く目立つキズあと


施術内容

ケガや手術のあと、あるいはリストカット跡などでキズあとが白く浮き上がるように目立つ場合があります。

「赤みはないのに、白く線が残っている」「遠目でもわかってしまう」

そのようなキズあとにはマイクロスキングラフト(微細皮膚移植)を行い、色味をなじませて目立ちにくくしていきます。1mm以下の小さな皮膚移植を多数行う、非常に繊細な形成外科的手技です。ご自身の皮膚を使用するため、耳の後ろなど目立ちにくい部位から採取します。完全に消す治療ではありませんが“目立ちにくくする”ことを目標に治療を行います。

リスク・副作用
内出血:皮膚採取部位の周囲に内出血が出現することがあります。通常は10日ほどで自然に吸収され残りません。
腫れ:移植部位が炎症により腫れます。通常には2,3日が腫れのピークで4日目以降で改善していきます。術後2週間で8割方の腫れは引きます。
感染:ごくまれにですが移植した皮膚に細菌感染が生じることがあります。適切な処置、抗生剤投与などにより1〜2で改善します。
炎症後色素沈着:炎症の名残として茶色っぽい色味が残存することがあります。通常は時間の経過とともに落ち着いていきますが完全に落ち着くまでは6か月程度かかります。改善を早めるためにハイドロキノン(漂白剤)を併用することがあります。
皮膚壊死;まれですが移植した皮膚が血流障害などにより壊死に至ることがあります。壊死が疑われた時点で適切な処置、治療を行うことで壊死を最小限に抑えることができます。壊死が広範囲の場合には再手術を行うことがあります。

当院ではキズあと・瘢痕治療に加え、CO₂レーザーによるホクロ・いぼ・良性皮膚腫瘍の除去も行っています。

形成外科専門医が診断から処置まで担当し、できるだけ跡を残さない丁寧な治療を心がけています。

ホクロやいぼが気になる方もお気軽にご相談ください。

フラクショナルCO2レーザー
1部位 5㎝以下 22,000~
サブシジョン
2×2cm 4,4000~
微細皮膚移植(マイクロスキングラフト)
110,000~
ホクロ削除
3mm 1個 10,000円~