年齢やまぶたの厚み、二重の状態、本人のご希望などを考慮の上、手術方法を決めていきます。機能面の改善だけでなく、美容外科手術の手技を取り入れ見た目の改善にもこだわります。

二重埋没法

治療内容

皮膚と結膜との間に髪の毛ほどの糸を通して締めこむことで二重の折り込み線を作ります。糸のかけ方により折り込み線の位置や食い込み具合を調整します。結び目を皮膚の中に埋め込むために埋没法と呼ばれています。二重施術の中では手軽で一番自然な仕上がりになります。クリニックによってやり方はさまざまですが当院は瞼板法、表止めの一番オーソドックスな方法を採用しています。点止めを増やすほど外れづらく安定性は増しますが術後の腫れ具合は強くなります。目元の状態や希望に応じて何点にするかを決定しています。

料金

2点止め 99,000円

3点止め 132,000円

4点止め 16,5000円

通院頻度、期間

術後2週から4週程度で経過を確認します。腫れのピークは3,4日程度ですが完成までには4週間ほどかかります。術後半年以内のゆるみやライン不整が生じた場合には局所麻酔代のみで再施術対応しています。

リスク・副作用

目周りの内出血:針を刺した部位や注射部位に内出血が生じることがあります。術後2週間程度で吸収され目立たなくなります。

目周りの腫脹:術後3,4日が腫れのピークとなります。点止めが多いほど腫れやすい傾向があります。その後は徐々に腫れは改善し術後4週でほとんどの腫れがなくなり完成となります。

感染:稀にですが針穴付近が感染し赤く腫れ上がることがあります。抗生剤投与や適切な創処置により改善します。場合によっては糸を除去してかけなおしになることがあります。

皮膚の凹凸:術後早期は糸による締め込みで凹凸が目立ちますが腫れの改善とともに目立たなくなります。

糸のゆるみ:長期的には糸がゆるんで外れてしまったりラインが浅くなることがあります。埋没糸を追加したりかけなおすことで改善が見込めます。

 

二重切開法

治療内容

埋没法を何回かやっても外れてラインが安定しない方や瞼の皮膚の厚みが強くて二重ラインが入りづらい方、目の開きや厚ぼったさも同時に解決したい方向けの施術となります。希望の二重ラインで皮膚を切開し、余った皮膚は同時に切除します。眼窩下脂肪や挙筋腱膜の処理を行ってたるみ感や目の開きを調整したのちに二重の折り返しラインを作成しつつ皮膚を縫い閉じます。

料金

440,000円(修正の場合には別途修正料金が加算となります。)

通院頻度、期間

術後1週間で抜糸を行います。以後は術後1カ月、術後3か月、術後6か月で定期的な検診を行います。

リスク・副作用

目周りの内出血:切開部周囲に内出血が生じます。重力で下瞼まで広がることもあります。術後2週間程度で吸収され目立たなくなります。

目周りの腫脹:術後2週間が腫れのピークとなります。修正手術の場合は腫れが長引きやすいです。その後は徐々に腫れは改善し術後4週で2,3割の腫れが残ります。術後3か月で1割の腫れ程度になり、術後6か月で完成です。

感染:非常に稀にですが創縁が感染し赤く腫れ上がることがあります。抗生剤投与や適切な創処置により改善します。

皮膚の凹凸:術後早期は糸による締め込みで凹凸が目立ちますが腫れの改善とともに目立たなくなります。

左右差:術前から左右差がある場合には調整が難しいことがあります。術直後の腫れ具合によっても左右差が生じますが腫れの改善とともに目立たなくなります。

予定外重瞼線:切開線とは別の部位で二重が折り返ってしまうことがあります。癒着による影響が強く二重修正の方で多い傾向にあります。糸のかける位置を調整し食い込みを強くするなどで対応しますが、それでも改善が難しい場合には吊り上げ術を追加することがあります。

眉下切開

治療内容

眉下のラインに沿って切開し、たるんだ皮膚を切除することで目元の重たさを改善させます。特に眉の外側のたるみや厚みが気になる方にはおすすめの施術です。また一重で目元の印象はあまり変えたくない方やダウンタイムを少なくしたい方にもおすすめの施術です。たるみがなくなることで目も開もやすくなります。

料金

330,000円

通院頻度、期間

術後1週間で抜糸を行います。以後は術後1カ月、術後3か月、術後6か月で定期的な検診を行います。

リスク・副作用

目周りの内出血:切開部周囲に内出血が生じることがあります。重力で下瞼まで広がることもあります。出現した場合には術後2週間程度で吸収され目立たなくなります。

目周りの腫脹:術後1週間が腫れのピークとなります。その後は徐々に腫れは改善し術後4週で1,2割の腫れが残ります。術後3か月で腫れはわからなくなります。

感染:非常に稀にですが創縁が感染し赤く腫れ上がることがあります。抗生剤投与や適切な創処置により改善します。

皮膚の凹凸:術後早期は糸による締め込みで凹凸が目立ちますが腫れの改善とともに目立たなくなります。

左右差:術前から左右差がある場合には調整が難しいことがあります。なるべく左右差がないよう切除量の調整は行います。術直後の腫れ具合によっても左右差が生じま縫合部の赤みやひきつれ感:術後1,2カ月は縫合部の赤みやひきつれが目立つことがありますが、炎症の改善とともに目立たなくなり術後3か月以降から赤みやひきつれは気にならなくなります。

眼瞼下垂手術

治療内容

たるんだ皮膚の切除、ゆるんだ挙筋腱膜の固定を行い、目の開きを改善させます。同時に二重幅の調整などを行って見た目の改善にもこだわります。

料金 550,000円

通院頻度、期間

術後1週間で縫合部の抜糸を行います。

以後は術後1ヶ月、術後3ヶ月、術後6ヶ月で定期的な検診を行います。

リスク・副作用

目周りの腫脹:強い腫れが2週間ほど出現します。徐々に改善してきますが術後1ヶ月程度では腫れぼったい感じが残ります。術後3ヶ月で腫れはおさまります。
目周りの内出血班:出血に伴い目周りの内出血班が出現します。多くは2週間程度で吸収され目立たなくなります。
予定外重瞼線:まれに二重のラインが複数出現することがあります。多くは腫れの改善とともに目立たなくなります。
二重幅の左右差:術後しばらくは腫れや術中操作の違いなどにより二重幅に左右差が出現する可能性があります。術前から左右差がある場合は調整が難しい場合があります。
縫合部の赤みやつっぱり感:創部の炎症により術後1,2ヶ月は傷が赤みを帯びます。術後3ヶ月以降からはなじみ始め赤みやつっぱり感は気にならなくなります。

下まぶたのたるみとり(ハムラ法)

治療内容

睫毛の下を切開して、たるみが強い部分の剥離を行ったのちに脂肪の量を調整しながら、適切な位置へ移動させて下まぶたのふくらみを改善させます。最後に皮膚を引き上げて適量を切除し、たるみも改善させます。

皮膚のたるみが軽度の場合には同様の操作を結膜側から行います。適応については診察時に担当医と相談しながら決定いたします。

料金 皮膚側切開 550,000円(税込み)  結膜側切開 440,000円(税込み)

通院頻度、期間

皮膚側切開の場合、術後1週間程度で抜糸を行います。結膜側切開の場合は抜糸はありません。

以後は術後1ヶ月、術後3ヶ月、術後6ヶ月で定期的な検診を行います。