一言に『キズあと』といってもさまざまなタイプのキズあとがあります。
美容外科施術後のキズあと、外傷(ケガ)後のキズあと、ニキビ跡のキズあとなど
あげればキリがありません。
そして大事なことは、それぞれのキズあとの状態をしっかりと見極めて適切な治療を行うことです。
リラクラ形成美容外科では、それぞれのタイプに
応じた治療法をご提案します。
キズあとにお悩みの方、お気軽にご相談ください。

美容外科施術後などの凹凸のあるキズあと

治療内容

美容外科施術後やケガによるキズ、特に目周り、鼻周りや口周りなどは凹凸感のあるキズあととなり目立ちやすいです。
具体的には目頭切開や二重切開、鼻翼縮小や人中短縮などの美容外科施術後のキズあとです。
フラクショナルCO2レーザーを使って凹凸部を削り,キズあとを目立ちにくくしていきます。
症状に応じて複数回の照射が必要となることがあります。

通院頻度、期間

レーザー照射部位の炎症がおさまるまで1〜2週間を要します。次回の照射までは1ヶ月程度を目安としてください。
1回の照射で50%程度、2回の照射で70%、3回の照射で80%の改善が期待できます。

リスク・副作用

炎症による赤み・腫れ:照射後1〜2週間は赤み・腫れが出ます。炎症を抑える軟膏を塗ることで改善していきます。
炎症後色素沈着:炎症の名残として茶色っぽい色味が残存することがあります。通常は時間の経過とともに落ち着いていきますが完全に落ち着くまでは6か月程度かかります。改善を早めるためにハイドロキノン(漂白剤)を併用することがあります。
感染:ごくまれにですが表在性の細菌感染を生じることがあります。適切な処置、抗生剤投与にてほとんどの場合、1〜2週間以内で治癒します。
皮膚の硬結:一時的な炎症で施術部位が固くなることがあります。時間の経過とともに自然軽快することがほとんどですが、まれに一部に硬結が残存することがあります。
色素脱失:レーザー照射部位の皮膚が白い状態になることがあります。自然軽快することが多く経過観察を行いますが、まれに完全に改善しない場合もあります。

料金 ¥22,000~    大きさやサイズによって変動します

ニキビ跡やほくろ削り術後、目頭切開や鼻翼縮小など凹みが気になるキズあと

施術内容

凹みの部分は繰り返される炎症などで瘢痕組織が出来たために下方向に引っ張られた状態になっています。この瘢痕を解除(サブシジョン)することで凹みを改善させます。再癒着防止や肌質改善目的に真皮移植や脂肪移植を併用することもあります。

通院頻度、期間

施術後1〜2週で検診を行います。真皮移植・脂肪移植を行った場合、生着までは1カ月程度の見込みです。再度術後1カ月検診を行います。以後は1,2カ月おきの定期健診を行っていきます。

リスク・副作用

炎症による赤み:サブシジョン部位に赤みが生じる事があります。通常は時間の経過とともに落ち着いていきます
腫れ・内出血:軽度のものも含めるとほぼ必発ですが、通常は1〜2週間で軽快します。
炎症後色素沈着:炎症の名残として茶色っぽい色味が残存することがあります。通常は時間の経過とともに落ち着いていきますが完全に落ち着くまでは6か月程度かかります。改善を早めるためにハイドロキノン(漂白剤)を併用することがあります。
感染:ごくまれにですが表在性の細菌感染を生じることがあります。適切な処置、抗生剤投与にてほとんどの場合、1〜2週間以内で治癒します。
血種:まれにですが剥離部分に出血が生じて血の塊ができることがあります。少量の場合は自然に吸収されていきますし,それ以上の場合は適切な処置を行うことで1〜2週間以内で治癒します。
凹みの残存:多少の凹みが残存することがあります。ご相談のうえ、再施術を行う場合もあります。
皮膚の硬結:一時的な炎症で施術部位が固くなることがあります。時間の経過とともに自然軽快することがほとんどですが、まれに一部に硬結が残存することがあります。
皮膚のたるみ:広範囲に皮下の剥離を行った場合には、まれですが皮膚のたるみが出現することがあります。ハイフ施術などのたるみ治療を追加で行うことがあります。
脂肪壊死・真皮壊死:まれに移植した脂肪・真皮が血行障害により壊死に至ることあります。適切な処置にてほとんどの場合、2週以内で治癒します。

価格
¥44,000~ 2×2cm    大きさやサイズによって変動します

白く目立つキズあと


ケガの後のキズあとや外科施術のキズあと、リストカットなどでキズあとが白く目立つ場合があります。1mm以下の小さな皮膚移植を50~200カ所行って色味を目立ちづらくします。

施術内容

色味を改善させるためにマイクロスキングラフト(微細皮膚移植)を行って色味を淡くしてカモフラージュします。自分の皮膚を使用する必要があるため耳の後ろなどから皮膚を採取します。

リスク・副作用
内出血:皮膚採取部位の周囲に内出血が出現することがあります。通常は10日ほどで自然に吸収され残りません。
腫れ:移植部位が炎症により腫れます。通常には2,3日が腫れのピークで4日目以降で改善していきます。術後2週間で8割方の腫れは引きます。
感染:ごくまれにですが移植した皮膚に細菌感染が生じることがあります。適切な処置、抗生剤投与などにより1〜2で改善します。
炎症後色素沈着:炎症の名残として茶色っぽい色味が残存することがあります。通常は時間の経過とともに落ち着いていきますが完全に落ち着くまでは6か月程度かかります。改善を早めるためにハイドロキノン(漂白剤)を併用することがあります。
皮膚壊死;まれですが移植した皮膚が血流障害などにより壊死に至ることがあります。壊死が疑われた時点で適切な処置、治療を行うことで壊死を最小限に抑えることができます。壊死が広範囲の場合には再手術を行うことがあります。

価格
¥110,000~    大きさやサイズによって変動します

フラクショナルCO2レーザー
1部位 5㎝以下 22,000~
サブシジョン
2×2cm 4,4000~
微細皮膚移植(マイクロスキングラフト)
110,000~