今回は遠方から当院をみつけて来ていただいた患者さんのエピソード
ご相談内容をお聞きする
ずっと二重のことで悩んでいて意を決して遠方より当院へ来てくれました。もともと一重でアイプチを使って二重にしていましたが二重ラインが安定せず、だんだんとさがってきてしまうことが長年の悩みでした。受験も控えていたのですが目のことが気になって集中できなかったり他人の目が気になったりしていました。そばでみていたお母さまも心配されており、この機会に本人の悩みを解決してほしいと懇願されました。
ドクターが目元を拝見する
二重の折り返しはごく軽度で皮膚の厚みがややあるタイプです。目の開きには問題なく、もともとの左右差も目立ちません。眼窩脂肪の厚みもあることから埋没法では二重ラインがやや入りづらい印象です。
術前 正面開眼

術前 正面閉眼

術前 開眼斜位

手術計画を立てる
埋没法で二重にする場合には安定性を考えると狭めの二重を提案します。長期的に安定した二重にするのあでれば皮膚切除、眼窩脂肪の減量などができる二重切開の方が望ましいかと考えます。ご本人もスッキリして安定した二重を望んでいたことから二重切開法を選択しました。
インフォームドコンセント
切開ラインはまつ毛際から6.5mmに設定し皮膚切除は1.5mm、挙筋腱膜を利用した二重切開法で手術を行います。二重切開のリスクは内出血、腫れ、左右差などです。埋没法に比べるとダウンタイムの時間が長くなります。特に腫れは強い腫れが1-2週間ほど出ます。術後1カ月くらいは腫れぼったい感じが残ります。術後3か月くらいでほぼ腫れがひき完成に近い形となります。左右差を無くすために左右の切開ラインや皮膚切除量を合わせて調整を行います。眼窩脂肪は適量切除して腫れぼったさを改善させます。完全に完成するのは術後6か月以降です。
術前デザイン

手術記録
麻酔法:局所麻酔+笑気麻酔
手術時間:1:40
出血:少量
術後経過:手術後10分程度は冷却パックにて目元を冷やします。冷却後に目の開き具合や腫れ具合を最終確認して手術終了です。術後は抗生剤と痛み止めの内服薬が処方となります。術後の注意事項を聞いて帰宅となります。
術直後正面 開眼

術直後正面 閉眼

術後検診
手術当日は手術侵襲などで特に強い腫れが出ます。開きや左右差、二重の食い込み感に関しては問題なく手術終了としました。術後1週間はまだ腫れや内出血がありますが、二重ラインは左右差なくしっかりと入っているため予定通り抜糸を行いました。抜糸後よりさらに腫れは改善してきます。術後1カ月ではまだは腫れぼったいですが術後4カ月では完全に腫れは改善し希望の幅通りのスッキリして安定性のある二重が完成しました。ご本人、お母さまともに悩みから解放されたと大変満足されており、担当した私もうれしく思っています。
術後1週間 抜糸後 正面開眼

術後1週間 抜糸後 正面閉眼

術後1週間 抜糸後 開眼斜位

術後1カ月 正面 開眼(遠方のため本人よりセルフカメラ撮影画像を提供)

術後1カ月 正面 閉眼

術後4カ月 正面 開眼

術後4カ月 正面閉眼

術後4カ月 開眼斜位

